
韓国のバンド、잔나비(ジャンナビ)のボーカルであるチェ・ジョンフンが、かつてFNCエンターテインメントで練習生生活を送っていたことを明かした。
5月21日に放送されたMBCのトーク番組『ラジオスター』には、ペク・ジヨン、ホン・ヒョンヒ、チェ・ジョンフン、ミン・ギョンアが出演し、それぞれ多彩なエピソードを語った。
N.Flyingのメンバーになる可能性もあったというチェ・ジョンフン。
チェ・ジョンフンは「20歳のときにFNCエンターテイメントで約1年半、練習生生活をしていた」と語った。
FTISLANDやCNBLUE、N.Flyingといったバンドで知られる事務所で、N.Flyingのメンバーたちと共に練習していたという。
「音楽的にやりたいことが多かった。しかしチームの方向性に合った音楽を自分がうまく消化できなかった」と語り、音楽的な方向性の違いから、最終的に練習生生活を辞めることになったのだという。
カリナ(aespa)とのコラボ、即興歌唱も披露
番組中では、新曲『愛の名のもとに』を紹介し、aespaのカリナがフィーチャリングで参加していることも明かされた。チェ・ジョンフンはその場で即興で歌を披露し、出演者たちを驚かせた。
季節とともに歌うアーティスト精神
チェ・ジョンフンは「季節によって歌う曲を変える」と語った。
実際、春には『초록을 거머쥔 우리는(緑を掴んだ僕たちは)』
夏には『뜨거운 여름밤은 가고 남은 건 볼품없지만(熱い夏の夜が過ぎて残ったのは…)』
秋には『가을밤에 든 생각(秋の夜の想い)』
冬には『누구나 겨울이 오면(誰にでも冬が来れば)』と、季節ごとにふさわしい曲を選んで歌っているそうだ。
「春には春の歌だけを歌い、夏には秋の歌を歌わない」と話し、季節感を大切にしたステージ作りを心がけているようだ。
また、チェ・ジョンフンは自身が作詞した中で特に気に入っている歌詞として、『슬픔이여 안녕(悲しみよ、さようなら)』の「答えを追いかけてきたのに、質問を置いてきてしまった 別れ道だったんだ」という一節を挙げた。「早く書いた歌詞ほど、良いものが多い」とも語った。
そして、デュエットしてみたい相手として、韓国音楽界のレジェンド・キム・チャンワンの名前を挙げ、深い尊敬の念を示した。