
「不朽の名曲」初出演となるイ・スンギが、優勝への強い意欲を見せる。イ・ホンギとの“言い争い”ながらも親しみのあるやり取りを予告し、「強力なラインナップに怖気づいている」と冗談を飛ばして笑いを誘った。
イ・スンギは番組初出演にあたり「初めてご挨拶する。胸が高鳴っている」と語り、冒頭から優勝への熱い意志を隠さなかった。親友のイ・ホンギに対しては「今日、なんだか元気がないようだ」と軽く突っ込みを入れる場面もあり、「今日コンディションが悪そうだから、他の人を呼んでもいいか」と冗談を交えて場を盛り上げた。
特に、“親友”として知られるイ・スンギとイ・ホンギは、収録中も終始軽妙なやりとりを繰り広げ、“犬猿の仲”のような掛け合いで注目を集めた。 イ・ホンギが「僕たちは全州李氏(同じ“李”という姓でも、先祖の出身地が“全州”の家系)で、“基(韓国では同じ世代で共通の漢字を使う伝統がある)”の字が共通なんだ」と冗談めかして話すと、イ・スンギはすかさず「数多くいる全州李氏の中でも、一番近しい仲なんだ」と返し、トークルームを笑いで包んだ。
また、「自分も競演番組のMCは務めたことがあるが、実際にステージに立つのは初めてだ」とし、デビュー21年目にして初の競演に対するプレッシャーを率直に明かした。さらに「うまくやってようやくプラマイゼロだが、なぜか自分が出演する日に限って皆さんのスケジュールが空いていたようだ」と語り、強力な出演者ラインナップに対する“泣き言”で現場を笑いに包んだという。
加えて、イ・スンギは対戦を避けたい出演者として、自らがMCを務めた競演番組出身のキム・ギテのチームを挙げ、「絶対に対戦したくない」と両手を合わせて願う姿も見せた。
これに対しキム・ギテは、「何年も気になっていたことがある」と語り、過去の番組で自分のステージを見たイ・スンギの“驚きのリアクション”の真相を尋ねた。当時イ・スンギが驚きのあまり口を開けた姿があくびに見え、話題となったことがある。
これに対しイ・スンギは「本当に上手だったので口が開いたのだ」とし、「久しぶりに口を開けすぎて顎関節が痛くなったようだ」とユーモアを交えて説明し、キム・ギテの笑いを誘った。
一方、イ・ホンギもこの日の出演者であるアン・ソンフン、キム・ジュンス、チェ・スホ、ジョ・ジェズらと、オーディション番組で審査員として関わった経験があり、特別な緊張感を隠せなかったという。彼は「もしかして辛口評価をしたのではないか」と不安そうだったが、出演者全員から「イ・ホンギにハートをもらった」との言葉が返ってきたことで、胸をなでおろし「よかった」と安堵の声を上げた。 イ・スンギとイ・ホンギが見せる絶妙なトークの掛け合いと、彼らの本番ステージに対する期待は高まっている。
KBS2『不朽の名曲』の看板特集「2025 オーマイスター」は、本日(17日)に続き、来週24日(土)まで2週にわたり午後6時5分から放送される予定。
なお、イ・スンギは最近、妻イ・ダインの父である義父が株価操作および金品受領の疑いで検察に起訴されたことを受けて、「義理の家との断絶」を宣言し、世間の注目を集めた。彼は謝罪の言葉とともに、「義理の家とは関係を断つ」と発表していた。