2025 FNC BAND KINGDOM 高雄|イ・ホンギ『 FTISLANDには、チェ・ミンファンが必要だ 』【台湾メディア全文①】

FTISLANDには崔敏煥が必要だ――李洪基、高雄で涙の告白

FTISLANDにはチェミンファンが必要だ―イホンギ、高雄で涙の告白!


FNCエンターテインメント所属のバンドFTISLAND、CNBLUE、N.Flying、Hi-Fi Unicorn、そして新たにデビューしたAxMxPが台湾 高雄に集結し、「2025 FNC BAND KINGDOM in KAOHSIUNG」で約6時間にわたる圧巻のステージを披露した。


オープニングではFTISLANDの崔敏煥(チェ・ミンファン)、CNBLUEのカン・ミンヒョク、N.Flyingのキム・ジェヒョン、Hi-Fi Unicornのホ・ミン、AxMxPのCruという5人のドラマーが一斉にステージに立ち、壮大なリズムでロックの宴の幕を開けた。


続いて登場したのは新世代バンドAxMxP。〈Calling All You〉、〈Shocking Drama〉、そしてドラマ『四季の春』の主題歌〈See You Later〉を披露し、初の台湾公演ながら堂々たるパフォーマンスで会場を盛り上げた。


登場と同時にボーカルのハ・ユジュンが「Hey高雄!声出して!」と叫び、会場は一気にヒートアップ。
メンバー全員が中国語で「今日は皆さんに会えて本当にうれしいです。全力で頑張りますので、勇気と力を届けられたらうれしいです。どうぞよろしくお願いします」と一人ひとりあいさつし、観客は熱い拍手と歓声で応えた。


結成10周年を迎えたN.Flyingは〈Moebius〉の前に、ボーカルのイ・スンヒョプが「困難に直面するとき、失敗や振り出しに戻ることに挫けそうになる。
でも僕たちは、お互いの力と勇気になって、一緒に前へ進んでいきたい」と語りかけた。


ユ・フェスンも「N.Flyingの10周年、またみなさんと会えるように、もっと良いステージを届けられるように努力し続けたい」と語り、新曲〈Everlasting〉を通して温かい音楽を届けた。


そして韓流ロックの先駆者FTISLANDが登場。7月にリリースされた新曲〈THUNDERSTORM〉で幕を開け、イ・ジェジンの重厚なベース、崔敏煥(チェ・ミンファン)の爆発的なドラム、李洪基(イ・ホンギ)の感情豊かなボーカルが絡み合い、会場を圧倒した。


続けて〈Theory of Happiness〉、〈Tears In Vain〉も披露し、FTISLANDの成熟したステージ力と表現力が光った。


デビューから18年、さまざまな困難を乗り越えてきたFTISLAND。最近は崔敏煥(チェ・ミンファン)が元妻との問題で活動を休止していたが、この日、ステージに復帰を果たした。


普段は陽気な李洪基(イ・ホンギ)もこのときばかりは真剣な表情で語りかけた。


「僕たちは感謝の気持ちでここに立っている。敏煥(ミンファン)が戻ってきてくれてうれしいし、彼も感謝の気持ちでドラムを叩いている。もっと努力して、自分を見つめ直していくつもりだ。もし彼がうまくできなかったら叱ってやってほしい。FTISLANDには崔敏煥(チェ・ミンファン)が必要なんだ。僕たちにとって、未来こそが大事なんだ」


この真摯な言葉に、会場に集まったファンは感動し、思わず涙ぐんだ。18年の絆が、今もなお強く温かく、胸を打ち続けている。