
FTISLANDイ・ホンギ「台湾に頻繁に来る予定!」 チアリーダーへの熱視線も告白
韓国のバンドFTISLANDが台湾プロ野球チーム「富邦ガーディアンズ」から招待を受け、8月17日に台北ドームで開催される試合にスペシャルゲストとして出演することが決まった。
ボーカルのイ・ホンギは2日、FNC BAND KINGDOM高雄の公演で「実は一番楽しみにしているのはチアリーダーを見ること」と本音を明かして会場を沸かせた。
FTISLANDは7月にリリースされたばかりの新曲『THUNDERSTORM』で登場し、オープニングから観客を圧倒した。
この楽曲は、イ・ジェジンの力強くタイトなベース、チェ・ミンファンの爆発力あるドラム、そしてイ・ホンギの幾重にも重なる感情豊かなボーカルが融合し、繊細さと荒々しさが交錯する強烈なエネルギーを放っていた。
続いて『Theory of Happiness』、『Tears In Vain』を披露し、FTISLANDの成熟したステージ掌握力を見せつけた。
イ・ホンギは特にドラムのチェ・ミンファンについて、「前回『KINGDOM』の時にはこの友達が来られなかったけど、今は戻ってきた!」と紹介した。
チェ・ミンファンは観客に向かって、「みなさんこんにちは、チェ・ミンファンです。お久しぶりですね?応援とサポートのおかげで、また一生懸命ドラムを叩くことができています。今日、こうして高雄で皆さんに会えて本当に幸せです。最後まで一緒に楽しみましょう!」と挨拶した。
その後、イ・ジェジンが「さっき話してた彼とは違って、僕はいつもみんなのそばにいるイ・ジェジンです」と冗談を飛ばし、会場は爆笑。さらに「僕たちは仲がいいからこそ、こんなふうに冗談が言えるんだ」と付け加えた。
イ・ホンギは真剣な面持ちでこう語った。「僕たちはみんな感謝の気持ちを持っている。ミンファンも感謝の気持ちでドラムを叩いているし、これからも自分を見つめ直して、もっと一生懸命頑張るつもりだ。もし彼がダメだったら、みんな叱ってほしい。FTISLANDにはチェ・ミンファンが必要だから。僕たちにとって本当に大事なのは、これからの未来なんだ。」
その言葉の後、イ・ホンギは観客の様子に気づき、「本当に不思議なんだけど、みんなステージを見ながらずっとスマホを持ってるけど、それ楽しいの?バッテリー切れないの?僕はみんなのスマホが電池切れして電源が切れてほしいと思ってる。だってステージを見るときは、ちゃんとその場で楽しんでほしいんだ」と話した。
しかしすぐに笑顔を見せ、「でも今はスマホ出していいよ。だって、今からカッコいい曲を歌うから、僕のかっこいい姿を撮ってもいい。でも僕が『しまって!』って言ったら、すぐにしまってね!ルール守ってこそ、かっこいいんだから!」とユーモアたっぷりに語った。
続いて披露したのは名曲『Bad Woman』。ステージは一気にヒートアップした。
イ・ホンギは「なんだか久しぶりに台湾に来た気がするけど、これからは頻繁に来ることになりそうだ」と語り、「FTISLANDの単独コンサートもあるし、台北ドームの野球イベントでもパフォーマンスをする予定だ」と続けた。
そしておどけながら、「僕はチアリーダーを見に行くんだよ、本当に楽しみでたまらない!」と付け加え、会場は大爆笑となった。
だがその後はトーンを変え、「こうして台湾でパフォーマンスを続けられるのは本当に幸せなことだ。いろんな国にPrimadonna(ファン)はいるけど、台湾のPrimadonnaが一番情に厚いと思う」と語った。
そして最後に、「これからも、どこへ行ってもかっこよくて、誇りに思ってもらえるようなバンドであり続けたい」と約束した。