【FTISLAND】『FTSODE』のコンセプト「カンサンド」とは?架空の空間の意味を考えてみた【考察】

FTISLANDが、2026年12月26日(土)・27日(日)にソウルで開催する年末コンサート『2026 FTISLAND CONCERT ‘FTSODE’』の新たなコンセプトが明らかになった。

10月27日、韓国メディアは、今回の公演について、FTISLANDが歩んできた時間を架空の空間「강산도(カンサンド)」として表現すると報じた。

公開されたポスターには、ホテルのロビーを背景に「ROYAL HOTEL」のスタッフに変身したメンバーたちが登場。クラシカルで異国情緒あふれる雰囲気が印象的だ。

今回の公演では、代表曲を「ランドマーク」、メンバーや長年のファンにとって特別な楽曲を「隠れた名所」に見立て、観客を音楽の旅へと案内する。

では、なぜ今回の舞台は「カンサンド」と名付けられたのだろうか。


今年で4回目を迎える『FTSODE』


ファンにはおなじみの『FTSODE』は、FTISLANDとEPISODE(エピソード)を組み合わせた造語だ。

これまでに発表してきた楽曲のメッセージが一つひとつのエピソードとなり、積み重なることでFTISLANDという大きな物語を形作っていくという意味が込められている。

今年で4回目を迎える今回は、その物語を「旅」という形で表現する。

観客は架空の空間「カンサンド」を訪れる旅行者となり、FTISLANDの音楽を通じてさまざまな場所を巡るような体験を楽しむことになる。


【考察】韓国語「강산(江山)」が意味するもの


ここからは、韓国語の意味を手がかりに「カンサンド」という名称について考えてみたい。

韓国語の「강산(江山)」は、川と山、山河、国土などを意味する言葉だ。

韓国には、こんなことわざがある。

십 년이면 강산도 변한다

「10年も経てば山河も変わる」

長い年月が流れれば、周囲の環境や世の中も大きく変化することを表した言葉だ。

FTISLANDは2007年にデビューし、2027年にはデビュー20周年という大きな節目を迎える。

この約20年間で、メンバーを取り巻く環境や音楽活動の形は変化してきた。一方、時代を経ても歌い継がれている楽曲がある。

今回の公演が「FTISLANDの歩んできた時間」を表現するという点を考えると、「강산」という言葉に、年月の経過や変化を重ねて読み取ることもできる。

あくまで韓国語の意味から考えられる一つの解釈である。


「カンサンド」は架空の島?


もう一つ興味深いのが、「강산도」の最後に付く「도」という音だ。

韓国語では、島を意味する漢字「島」を「도」と読む。

そのため、「강산도」を「江山島」という架空の島の名前として解釈することもできる。

もし「カンサンド」が島をイメージした名称だとすれば、FTISLANDがこれまでに築いてきた音楽の世界を、架空の島になぞらえているとも考えられる。


「ROYAL HOTEL」は音楽旅行の入口?


今回の公演ポスターには、「ROYAL HOTEL」の文字とともに、ホテルスタッフに扮したメンバーたちが登場している。

観客がカンサンドを旅する訪問者という設定を踏まえると、ホテルはその旅の出発点を象徴しているのかもしれない。

メンバーが訪問者を迎え、そこから音楽の旅が始まる。

そんな物語を想像させるビジュアルだ。


20周年を前に、FTISLANDが描く音楽の世界


2027年にデビュー20周年を迎えるFTISLAND。

その前年に開催される今回の『FTSODE』では、これまでの楽曲を観光地に見立て、観客とともに音楽の歴史を巡るというコンセプトが発表された。

韓国語の「강산」が持つ意味を考えると、「カンサンド」という名称には、長い年月の中で積み重ねてきた経験や変化が重なって見える。

もちろん、その名前に込められた真意はまだ明らかになっていない。

しかし、19年間で変わってきたものと、変わらず大切にされてきたもの。

その両方を音楽とともに振り返る旅になるのではないだろうか。

年末のステージで「カンサンド」がどのような世界として描かれるのか、注目したい。

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