【FNCエンタ】ハン・ソンホ代表の長男が初の株式取得!経営承継の可能性に注目

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FNCエンターテインメントの創業者であり、筆頭株主のハン・ソンホ代表(52)の長男、ハン・ボヒョン氏(19)が、同社の株式を初めて取得し、エンターテインメント業界の関心を集めている。

9月23日、韓国メディア「Biz韓国」は、ハン・ボヒョン氏による株式取得を報じ、将来の経営承継や株価対策、経営権の防衛をめぐる複数の見方を伝えた。

長男が約4,988万ウォンを投じ、初めて株式を取得

金融監督院の電子公示によると、ハン・ボヒョン氏は2026年8月、FNCエンターテインメントの株式0.11%を取得した。

投資額は約4,988万ウォンで、取得単価は1株当たり約2,250ウォン。今回が同氏にとって初めてのFNCエンターテインメント株式の購入となる。

ハン・ソンホ代表は同社株式の22.34%を保有する筆頭株主であり、長男のハン・ボヒョン氏は将来の経営承継における第一候補とみられている。

韓国ではエンターテインメント産業が主要産業の一つとして定着しているものの、子どもに経営を引き継いだ芸能事務所はまだ多くない。

一方、今回取得した株式の割合は小さく、ハン氏も19歳と若いことから、すぐに経営へ参加する可能性は低いとの見方も出ている。

ハン代表の弟と共同代表も相次いで株式を購入

今回の株式取得については、経営承継だけでなく、株価を下支えする意思を示すための購入ではないかとの分析もある。

ハン・ソンホ代表の弟で、FNCエンターテインメントのマーケティング部門社長を務めるハン・スンフン氏は、7月に同社株式の0.19%を取得した。

また、共同代表のキム・ユシク氏も同月に0.13%を購入している。

これにより、ハン・スンフン社長の持株比率は8.19%から8.38%に、キム・ユシク代表の持株比率は0.55%から0.68%に増加した。

FNCエンターテインメントの株価は、今年4月に一時5,100ウォンを記録したものの、その後は下落傾向が続いている。

ハン・ボヒョン氏は株価が下落するなかで株式を取得したが、その後も下落は続き、記事掲載時点では2,000ウォン前後で推移している。

上半期売上高は30.16%増加も、26億ウォンの営業損失

FNCエンターテインメントの半期報告書によると、2026年上半期の売上高は493億ウォンとなり、前年同期の379億ウォンから30.16%増加した。

しかし、同期間には26億ウォンの営業損失を計上しており、収益性は芳しくない。

同社は多数のバンドアーティストが所属する芸能事務所として知られ、代表的な所属アーティストにはFTISLAND、CNBLUE、N.Flyingなどがいる。

音楽事業のほか、俳優マネジメントやドラマ制作も展開しているが、今年1月にはバラエティタレントや放送人のマネジメント事業を終了した。

当時、同社は「音楽事業、俳優マネジメント、ドラマ制作などの主力事業を中心に収益性を拡大し、成長を加速させる」と発表していた。

2014年にKOSDAQ市場へ上場した同社にとって、株価の下支えが必要な状況にあるとの分析も出ている。

証券業界の関係者は、最近は大手・中小を問わず、ほとんどのエンターテインメント企業の株価が低調だと指摘。産業自体は成長しているものの、各社の収益性は良くなく、K-POPブームもピークを過ぎて下降局面に入る時期が来たように思うと分析した。

経営権の防衛を視野に入れた可能性も

一方、ハン代表の特別関係者による相次ぐ株式取得について、経営権の防衛を意識した動きではないかとの分析もある。

ハン・ソンホ代表と特別関係者が保有するFNCエンターテインメントの株式は、合計34.75%となっている。

これに対し、中国企業の蘇寧(スーニン)ユニバーサルメディアは20.53%を保有している。

蘇寧はFNCエンターテインメントと友好的な関係にあるとされているが、今後その姿勢が変わる可能性も排除できないという。

蘇寧は2015年、FNCエンターテインメントの株式保有目的について、単純な投資ではなく経営参加を目的としたものだと公示したことがある。

さらに、2026年6月末時点で、カカオエンターテインメントが4.22%、タイムフォリオ資産運用が1.95%の株式をそれぞれ保有している。

こうした株主構成を背景に、経営権の防衛を視野に入れた株式取得との見方も出ている。

Biz韓国は、ハン・ボヒョン氏による株式取得についてFNCエンターテインメントに問い合わせたが、回答は得られなかった。

出典:Biz韓国(2026年9月23日)