SF9テヤン ミュージカル『レント』キャスティング【marie claire】インタビューを紹介!

SF9 ユ・テヤン インタビュー|マリクレールコリアWEB

SF9のユ・テヤンがミュージカル『レント』のロジャー役にキャスティングされた。
これからの活動にかける思いを語ったmarieclaire koreaのインタビューを紹介したい。


SF9 ユ・テヤンに聞く。「残りの2025年、もっと満たしたいものは?」


夏が終わっても太陽は昇る。SF9のメインダンサーから、ミュージカル『レント』の主演“ロジャー”まで。新しい季節、新しい場でも変わらず熱いユ・テヤンと交わした対話。


―― もう一度、夏が過ぎていきますね。テヤンさんにとって夏はどんな季節ですか?


もともとは、加減なく強く照りつける日差しがとても負担でした。ところが最近は少し違って感じられるんです。まるで遠くから大きなエネルギーを受け取っているような気分というか。
「今だよ、今! この瞬間を後悔なく過ごして!」と強く語りかけてくるみたいなんです。だから、夏が少し好きになりました。(笑)


―― 最近、海を背景にした個人グラビアを公開しましたね。撮影のとき積極的にアイデアを出したと聞きましたが、そこにも夏を受け止める新しい気持ちが込められているのでしょうか?


どんなコンセプトよりも“自分”を残したかったんです。振り返ってみると、より格好いい姿、上手な姿を見せたい気持ちにとらわれて、自分自身をそのまま愛することは簡単ではなかった気がします。
最近は鏡を見るたびに「お前は十分格好いいし、よくやってるよ」と声をかけます。自分が自分を愛さなければ、誰が自分を愛してくれるでしょう。(笑) だから今回の撮影ではメイクやヘアを最小限にしようと思いました。飾らずに。


―― 来る11月には“ロジャー”役でミュージカル『レント』の舞台に立ちます。以前からぜひやりたいと話していましたね。『レント』のどんな面がそんなに魅力的だったのでしょう?


『レント』という作品は、傷さえも抱きしめる愛とは何かを見せてくれます。登場人物たちは歌や演技を誇示するより、そのままの姿を見せるんです。揺れながらも前に進もうとするキャラクターたちを見ていると、愛さずにはいられなくなるんです。


―― 今回の作品は、ユ・テヤンさんにとって初の“ソングスルー・ミュージカル”(始まりから終わりまで台詞なく歌だけで物語が展開されるミュージカル)でもあります。SF9では主にメインダンサーとして存在感を発揮してきただけに、特に目を引く歩みだと思います。自分に限界を設けず挑戦しようとする勇気はどこから来るのでしょう?


自分に「これは得意だから、これだけをやろう!」と思った時期がありました。ひとつにだけ集中しようと考えたんです。でも今は何かに縛られないようにしています。歌手として、ミュージカル俳優として、また別の何かとしても可能性を開いています。そう考えると、むしろ勇気が湧いてくるんです。


―― 様々な可能性の間を行き来しながら、一番大きく感じたことは何ですか?


何よりも、思考と経験の幅が広がったことですね。僕はSF9メンバーの中で個人活動を一番遅く始めました。とても怖かったんです。ほかのことは想像したことがなかったので確信もなく、「僕がやりたいのは歌手なのに…」という気持ちもありました。でもミュージカルを始めてから少し変わった気がします。たくさん学びました。歌も、パフォーマンスも、これからもっと多彩な姿を表現できるだろうという期待が生まれました。


―― 他のSF9メンバーもミュージカル分野で活躍していますね。練習をしながらメンバーと交わした話はありますか?


ジェユン兄さんやインソン兄さんにしばしば「僕はこういうところが難しいけど、兄さんはどう?」とか「今後どんな作品をぜひやってみたい?」と質問します。答えを探すというより、似た道を一緒に歩む人がいるという安心感があるんです。そばにいるだけで大きな支えになります。


―― 『レント』で最も印象的な歌詞を挙げるとすれば「五十二万五千六百分の大切な時間を / どう測るのか / 一年という時間を」というフレーズを外せないでしょう。この言葉を借りて、最後の質問をします。今年の“525,600分”をユ・テヤンはどう測っていますか?


少し単純な答えなんですけど。(笑) 今年から運動を続けています。毎日の継続を通して安定感を見つけようとしている感じです。まるで日記を書くように。


―― 残りの2025年にもっと満たしたいものは何ですか?


愛です。『レント』の“ロジャー”として、毎瞬間を最後だと思って真心を尽くします。今こうしてインタビューに答えている僕が恥ずかしくないように。だからぜひ公演を観に来てください。(笑)


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